- Ref.No.100109-1
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- 【略歴】
榎田 年男
1982年3月 静岡大学大学院工学研究科修士課程終了
1982年4月 東洋インキ製造株式会社入社
有機顔料を使用したOPC材料の開発、有機EL材料の開発に従事
1992年3月 『有機半導体の電子写真分野への応用』のテーマで千葉大学より工学博士号を授与
1999年4月 同筑波研究所所長
2002年4月 同色材事業本部EL開発部部長
2008年4月 同色材事業本部グリーンケミカル事業推進部長
2009年4月 同新ビジネス創造委員会専任所属
【受賞歴】
1991年 米国写真学会から『ITEK AWARD』受賞
- Ref.No.100213-1
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- 【略歴】
神山 三枝
・1990年:帝人(株)入社。化成品事業本部・樹脂研究所配属・電気電子用途樹脂開発
・1992年:繊維研究所へ異動。異形断面糸・高生産性プロセス開発
・2002年:工学博士取得
・2003年:帝人ファイバー(株)繊維技術開発部 繊維基礎研究室 課長
・2004年〜:信州大学 繊維学部 産学連携講座 准教授
・2006年:帝人グループ技術主幹
・2006年:新規事業推進プロジェクト ナノファイバー推進チーム チーム長
現在に到る。
「受賞歴」
・2001年:繊維学会技術賞 受賞。「光干渉繊維モルフォテックスの開発」
- Ref.No.100313-1
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- 【略歴】
澤村 誠
(研 究 経 歴)
自昭和61年 スティーブンス工科大学 物理科
至平成 2年 5月24日 「半導体クラスターの量子効果」(量子化学理論)
自平成 2年 5月25日 スティーブンス工科大学 化学科
至平成 3年 2月21日 「走査型トンネル顕微鏡」(実験)
自平成 3年 4月 1日 新技術事業団、青野原始制御表面プロジェクト
至平成 7年 9月30日 「走査型トンネル顕微鏡による原子制御」(理論)
自平成 8年 9月 1日 北海道大学、科学技術振興事業団及び科学技術振興機構
至平成12年 2月16日 「ナノ構造におけるスピン現象」(理論)
自平成12年 2月17日 科学技術振興機構及び北海道大学創成科学共同研究機構
至平成20年 3月31日 「カーボンナノチューブを用いたバイオセンサの開発」
自平成20年 5月 1日 物質・材料研究機構
至 現 在 「ナノバイオセンサの研究」
(学 歴)
昭和43年3月31日 東京都港区立青南小学校卒業
昭和46年3月31日 東京大学教育学部附属中学校卒業
昭和49年3月31日 東京大学教育学部附属高等学校卒業
昭和54年3月31日 静岡大学理学部物理学科卒業
昭和55年3月31日 早稲田大学理工学部物理学科聴講
昭和57年3月31日 日米会話学院修了
昭和59年5月31日 スティーブンス工科大学大学院物理科修士課程修了
平成 2年5月24日 スティーブンス工科大学大学院物理科博士課程修了
(職 歴)
自昭和56年 12月 日 理化学研究所核融合研究室 アルバイト学生
至昭和57年 3月31日
自平成 2年 6月 1日 スティーブンス工科大学大学院化学科 研究員
至平成2年12月 1日 (実際は平成3年2/21迄勤務)
自平成 3年 4月 1日 新技術事業団 創造科学推進事業 青野原子制御表面プロジェクト 研究員
至平成6年 9月 31日
自平成 6年 10月 1日 理化学研究所表面界面工学研究室 嘱託研究員
至平成6年10月 31日
自平成 6年 11月 1日 新技術事業団 領域探索プログラム 専任研究員
至平成7年10月 31日
自平成 8年 4月 1日 国際利用美容学校 非常勤講師 (物理学担当)
至平成9年 3月 31日
自平成 8年 9月 1日 科学技術振興事業団戦略的基礎研究推進事業「量子効果等の物理現象」研究員
至平成13年3月 31日
自平成13年 4月 1日 北海道大学先端科学技術共同センター 研究員
至平成14年2月 17日
自平成14年 2月 18日 科学技術振興事業団 研究成果活用プラザ北海道 研究員
至平成16年9月 30日
自平成14年 10月 1日 北海道工業大学非常勤講師(研究成果活用プラザ北海道在職中)
至平成15年3月 31日
平成16年 10月 1日 北海道大学 創成科学研究機構 科学技術振興研究員
至平成17年3月 31日
自平成17年 4月 1日 北海道大学 創成科学共同研究機構 学術研究員
至平成18年3月 31日
平成17年 4月 1日 北海道東海大学 非常勤講師
至平成20年3月31日
自平成18年 4月 1日 北海道大学 創成科学共同研究機構 特任助手
至平成19年3月 31日
自平成19年 4月 1日 北海道大学 創成科学共同研究機構 特任助教
至平成20年3月31日
平成20年 4月 1日 株式会社レック・アール・ディー 技術部長
至 現 在
自平成20年 5月 1日 物質材料研究機構 ナノシステム機能センター 客員研究員
至平成20年10月14日
自平成20年 10月 15日 物質材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 特別研究員
至 現 在
(賞 罰)
表彰年月日 表彰業績名称 表彰主体
受賞者
平成2年5月24日 Physics Award Stevens Institute of Technology 本人他2名
- Ref.No.100410-1
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- 講演:『セラミックスを用いたドライプレス用型技術』
芝浦工業大学デザイン工学部
教授
相澤 龍彦 氏
- 講演日:平成22年4月10日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館
- 【講演要旨】
地球温暖化対策として、プレス業界においても、潤滑油あるいは洗浄油を用いずにプレス成形する方向が模索されている。潤滑油を使用しない場合には、被加工材と型材とが直接に接触するため、被加工材の一部が型材に凝着する、あるいは型材の摩耗が激しくなるなど、大きな技術的障害が発生する。この点を配慮して、過去には環境汚染に直結するS、Clあるいはアミンを含まない潤滑油の使用あるいは水の利用なども提案されてきたが、エミッションフリー化の動向の中で、オイルフリーあるいはドライでのプレス技術開発が不可欠となってきた。この技術にはいくつかの方法がある。第1は、ダイヤモンドコーティングあるいはDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングなどを、用途や仕様に応じて構造制御し、コーテッド工具・金型を提供する、テーラードコーティング技術がある。第2は、ここで紹介するセラミック型技術である。
このセラミック型技術は、高剛性であるセラミックが銅材、アルミ材あるいは冷間圧延鉄板材などとの凝着が大気中で生じにくいという、本質的なトライボロジー特性を有することに立脚する。対象として、被加工材と凝着が生じやすいドライ深絞り成形プロセスを実験系に選び、まず種々のセラミック材と被加工材を用意して、この点を検討し、セラミック型材の利用方法を考察する。次に、型機能としての複雑形状転写に留意し、セラミック複合材の設計と応用を考える。種々の組み合わせの中で、特にWC−ZrO2の複合材を用い、その形状付与ならびにドライ深絞りプロセスでの特性を調査する。
- 【略歴】
相澤 龍彦
昭和46年4月 東京大学教養学部理科T類入学
昭和48年4月 東京大学工学部原子力工学科進学
昭和50年3月 東京大学工学部原子力工学科卒業
昭和50年4月 東京大学大学院工学系研究科原子力工学専攻修士課程入学
昭和52年3月 東京大学大学院工学系研究科原子力工学専攻修士課程修了
昭和52年4月 東京大学大学院工学系研究科原子力工学専攻博士課程入学
昭和55年3月 東京大学大学院工学系研究科原子力工学専攻博士課程修了
昭和55年3月 工学博士(東京大学)の学位授与
昭和55年4月 東京大学宇宙航空研究所 助手に採用
昭和56年4月 東京大学教養学部基礎科学科 助手に転任
昭和60年4月 東京大学教養学部基礎科学科 専任講師に昇任
昭和60年6月 東京大学大学院工学系研究科 担当に命じられる
昭和61年4月 東京大学工学部 専任講師に併任(昭和61年9月まで)
昭和61年10月 東京大学工学部金属工学科 助教授に昇任
平成6年4月 東京大学大学院工学系研究科金属工学専攻 助教授に転任
平成5年10月 東京工業大学工業材料研究所 非常勤講師に併任(平成6年3月まで)
平成7年4月 東京大学大学院工学系研究科 助教授に配置換
東京大学工学部 助教授を兼担に命じられる
平成8年4月 東京大学生産技術研究所 研究担当に命じられる(平成9年3月まで)
平成8年4月 東京大学教養学部 非常勤講師に併任(平成8年9月まで)
平成8年10月 名古屋大学工学部 助教授に併任する
名古屋大学大学院工学研究科の担当に命じられる
平成9年4月 東京大学教養学部 非常勤講師に併任(平成9年9月まで)
平成9年8月 東京大学大学院工学系研究科金属工学専攻 教授に昇任
平成9年8月 東京大学大学院工学系研究科の材料プロセス工学講座担当に命じられる
平成9年10月 東京大学工学部調査室長に命じられる。
平成10年4月 東京大学総長補佐(工学系)に命じられる(平成11年9月まで)
平成10年6月 金属材料技術研究所客員研究官に併任(平成13年3月まで)
平成11年4月 大阪府立大学客員教授に併任
平成12年4月 東京大学先端科学技術研究センター 教授に転任
平成12年4月 大阪府立大学大学院客員教授に併任(現在まで)
平成13年4月 独立法人・物質材料研究機構客員研究官に併任
平成14年4月 東京大学国際・産学協同研究センター教授に転任
東京大学先端科学技術研究センター教授に併任
平成16年4月 特定非営利活動法人・アジア科学教育経済発展機構・技術顧問
平成16年6月 同上・理事
平成17年2月 トロント大学研究教授に併任
平成19年6月 日本金型工業会・技術顧問
平成21年4月 芝浦工業大学デザイン工学部教授に就任
現在にいたる
- Ref.No.100515-1
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- 【略歴】
大久保 隆弘
1954年11月生、兵庫県出身。早稲田大学教育学部卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了、中外製薬株式会社経営企画室、経営コンサルタント等を経て、2005年山口大学大学院技術経営研究科教授、2008年4月より現職。専攻は経営戦略、技術経営。
主な著書に、『「エンジンのないクルマ」が変える世界』(日本経済新聞出版社、2009)、「早朝会議革命」(日経BP社、2003)、「リーダーは95歳」(ダイヤモンド社、2006)、「経済学が面白いほどわかる本」(中経出版、2003)、「最強のジャパンモデル」(共著、ダイヤモンド社、2001)、「シャープのストック型経営」(共著、ダイヤモンド社,2004)、「ヤマトは我なり!」(ダイヤモンド社、2003)、「ケースブック入門」(共編著、慶應義塾大学出版会、2007)、「MOTシリーズ企業化戦略」(オーム社,共著2007)など多数。
- Ref.No.100515-2
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- 講演:『機能材料としての不織布』
京都女子大学大学院家政学研究科教授
矢井田 修 氏
- 講演日:平成22年5月15日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館
- 【講演要旨】
不織布(nonwovens)は当初織物や編物に比べ、衣料用途では副次的なもので生産量も少なかった。しかし、現在では日本の不織布生産量は約30万トンとなり、世界の不織布生産量の1/20を占めるようになった。また、昨年度を除き過去十数年間の年間成長率は5〜10%を示してきた。これは不織布の有する優れたコストパフォ−マンスや性能的特徴に起因すること以外に、日本の繊維産業の構造的変化も寄与していることも見逃すことはできない。 日本の繊維産業の用途別繊維消費量から見た構造的変化の特徴の一つは、全体の繊維消費量に対する産業資材用繊維の比率が大きくなったことで、2001年の日本化学繊維協会の統計によれば全繊維消費量の約45%を占めており、この比率は年々増加している。日本における産業資材用繊維の発展に伴って、主として産業用途で用いられ機能性を重要視している不織布の消費量も増大している。
今回の講演では、日本における不織布進展の背景について先ず触れ、そして不織布製造法の種類や不織布の技術開発動向、更に用途開発についての最新情報について述べる。
- 【略歴】
矢井田 修
1969年 大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程単位取得満期退学
1969年 大阪大学工学部機械工学科 助手(工学博士)
1986年 大阪市立大学生活科学部被服学科 講師
1991年 大阪市立大学生活科学部生活環境学科助教授
1992年 京都女子大学家政学部生活造形学科教授
1993年 京都女子大学大学院家政学研究科教授(現在に至る)
1996年 京都女子大学大学院家政学研究科委員長
2005年 京都女子大学学生部長、評議員「賞罰」
1983年 日本繊維機械学会学会賞記念賞受賞
2009年 日本繊維製品消費科学会功績賞受賞
2009年 日本繊維機械学会フェロー
「学会・社会活動」
日本繊維機械学会常務理事(2006年〜)・理事、日本繊維機械学会不織布研究会委員長、繊維学会理事(2005年〜2006年)・評議員、日本繊維製品消費科学会理事(2006年〜)・評議員、日本家政学会被服材料部会長(2003年〜2005年)、繊維加工研究会会長(2007年〜)、ジオテキスタイル研究会理事(1988年〜)、日韓繊維技術協定日本側委員(2002年〜)、大阪府産官学共同研究推進委員(1985年〜1995年)、日本不織布連合会副会長(1992年〜1998年)、高知県客員研究員(1993年〜)、JIS原案作成委員長(JIS L
1906、JIS L 1913、JIS L1085,JIS L0222)、NEDO技術委員(2002年〜)、JAB製品技術委員会委員(2005年〜)、平成20年度科学研究費委員会奨励研究部会委員(日本学術振興会)、その他多数。
- Ref.No.100619-1
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- 【略歴】
奥居 徳昌
1973年3月 東京工業大学理工学研究科化学工学専攻博士課程修了
1973年9月 イギリス リーズ大学博士研究員
1974年9月 アメリカ合衆国 ピッツバーグ大学博士研究員
1977年3月 東京工業大学工学部有機材料工学科助手
1982年3月 東京工業大学工学部助教授
1990年10月 東京工業大学工学部教授
1994年5月 英国ブラッドフォード大学客員教授
1994年11月 英国レッディング大学客員教授
1999年9月 アメリカ合衆国レンセラーポリテクニック客員教授
1999年10月 東京工業大学大学院理工学研究科教授
2010年3月 東京工業大学定年退職
2010年4月 東京工業大学名誉教授
「学位」
1973年3月 工学博士(東京工業大学)
論文題目「高分子の一次構造と結晶化に関する研究」
「学外活動」
1987年〜1989年 繊維学会理事
1988年〜1994年 通商産業省産業技術審議会専門委員
1990年〜1994年 厚生省中央薬事審議会臨時委員
1991年〜1992年 繊維学会理事
1996年〜1998年 高分子学会高分子編集副委員長
1998年〜2000年 繊維学会理事
2000年〜2008年 科学技術振興機構さきがけアドバイザー
2004年〜2006年 科学技術振興機構先端計測審査員
2005年〜
科学技術振興機構先端計測総括
「研究内容」
1. 高速溶融紡糸
2. 高分子材料の変形機構と力学物性
3. 高分子の結晶化機構
4. 高分子ゲルの膨潤収縮特性を応用したアクチュエータの開発
5. 真空蒸着重合法による高分子超薄膜
- Ref.No.100619-2
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- 講演:『800℃においても有機化合物に不燃性を付与させる含フッ素シリカナノコンポジットの開発』
弘前大学大学院理工学研究科 教授
沢田 英夫 氏
- 講演日:平成22年6月19日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館
- 【講演要旨】
ポリテトラフルオロエチレン[PTFE]はC-F
結合エネルギーの強さが巧みに活かされ、耐熱性を有する材料として種々の分野で多用されている汎用の高分子材料である。しかしながら、PTFE
は600℃以上の温度では急激に熱重量減少を示すため、より耐熱性を示す有機高分子材料の開発は興味深い。一般に、有機ポリマーの耐熱性を向上させる手段としてシリカゲル等の無機材料とのコンポジット化がよく知られており、実際PTFE
のシリカとのコンポジット化が最近報告された。しかしながら、コンポジット化によってもPTFE
は700℃付近で完全に熱分解することが知られている。
一方、我々はPTFE のような分子量が一般に数100 万〜1000
万程度の高分子量化合物ではなく、フルオロアルキル基が高分子主鎖の両末端に直接、炭素−炭素結合により導入された分子量1万以下の特定のオリゴマー類に注目し、これらオリゴマー類とシリカナノ粒子とのアルカリ性条件下におけるゾル-ゲル反応によりフルオロアルキル基含有オリゴマー/シリカナノコンポジットの調製を行った。
フルオロアルキル基含有オリゴマー類の分子量は1万以下であるため、PTFE に比べその耐熱性は極めて低く、
400〜500℃で完全に分解する。しかしながら、特定のフルオロアルキル基含有オリゴマー/シリカナノコンポジット中のオリゴマーは、意外にも800℃における焼成後において熱重量減少を全く示さないことが見いだされた。さらに、これらコンポジット中にビスフェノールAさらにはビスフェノールAF
等の低分子芳香族化合物をカプセル化させることにより、これら低分子化合物も800℃において熱重量減少を全く示さず不燃性を付与させることに成功した。本講演では、我々の研究グループで得られたこれら興味深い最近の研究成果について述べる。
- 【略歴】
沢田 英夫
最終学歴:
1980 年 3 月 東京都立大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了
学位:
1986 年 理学博士(東京都立大学)
職歴:
1980 年 4 月 日本油脂(株)入社
1986 年 日本油脂(株)化薬研究所主任研究員
1991 年 日本油脂(株)筑波研究所副主管
1993 年 3 月 日本油脂(株)退社
1993 年 4 月 国立奈良工業高等専門学校化学工学科助教授
1998 年 4 月 国立奈良工業高等専門学校物質化学工学科助教授
2000 年 4 月 国立奈良工業高等専門学校物質化学工学科教授
2001 年 4 月
〜2002 年 8 月 国立奈良工業高等専門学校物質化学工学科主任
2002 年 10 月 弘前大学理工学部教授
2005 年 4 月
〜2006 年 3 月 弘前大学理工学部物質理工学科長、
弘前大学大学院理工学研究科博士前期課程物質理工学専攻長
2006 年 4 月 弘前大学理工学部物質創成化学科教授
2007 年4 月 弘前大学大学院理工学研究科教授
2008 年4 月
〜2009 年3 月 弘前大学理工学部物質創成化学科長(併任)
2008 年4 月
〜2010 年3 月F 弘前大学理工学部就職対策委員会委員長
専門分野:
精密有機高分子合成、有機フッ素化学
受賞等:
(I) 平成4 年3 月 日本油化学協会進歩賞(日本油化学協会)受賞
「含フッ素有機過酸化物の反応性を利用した表面改質に関する研究」
(II) 平成6 年10 月 日本化学会第9 回若い世代の特別講演会賞(日本化学会)受賞
「含フッ素有機過酸化物の反応性を活かした新規フッ素系機能性材料の開発」
(III) 平成6 年11 月 色材協会論文賞(色材協会)受賞
「含フッ素有機過酸化物を用いた新規フッ素系機能性材料の合成と物性」
(IV) 平成8 年4 月 材料技術研究協会論文賞(材料技術研究協会)受賞
「フッ素系機能性材料の合成と物性に関する研究」
(V) 平成9 年2 月 油脂工業会館第40 回油脂技術優秀論文賞 (第1席)
[(財)油脂工業会館]「フルオロアルキル基含有オリゴマー類の合成と性質」
(VI)平成18年9月 高分子学会三菱化学賞(高分子学会)受賞
「含フッ素有機過酸化物をキーマテリアルとしたフッ素系高分子機能性材料の開発」
(VII)平成19 年3 月 高分子学会三菱化学賞受賞に対して学長(弘前大学)顕彰受賞
(VIII)平成19 年1
月「高イオン導電性フッ素系ゲル電解質の電気的特性と色素増感太陽電池への応用」に関して、電気材料技術雑誌優秀論文賞受賞
(IX) 平成22 年1 月15 日 「平成20 年度教育に関し優れた業績を上げた教員表彰」を弘前大学長より受賞.
(X) 平成22 年4 月 平成21 年度材料技術研究協会 論文賞受賞
- Ref.No.100710-1
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- 【略歴】
辰巳砂 昌弘
昭和53年 大阪大学工学部応用化学科卒業
昭和55年 大阪大学大学院工学研究科博士前期課程 (応用化学専攻)修了
昭和55年 大阪府立大学工学部応用化学科助手
講師、助教授を経て
平成8年 大阪府立大学工学部機能物質科学科教授 現在に至る。
この間、昭和63年〜平成元年 米国パデュー大学 博士研究員、
アリゾナ州立大学博士研究員
平成8年〜13年 日本学術振興会未来開拓学術研究 推進事業
「新規な固体電解質材料の創製と応用」プロジェ クトリーダー
平成19年〜22年 日本学術振興会システム研究セ ンター研究員 等
受賞
昭和63年 日本セラミックス協会進歩賞
平成2年 日本化学会進歩賞
平成3年 素材物性学会論文賞
平成7年 The ICG Prize in Memory of Prof. Vittorio Gottardi(国際ガラス委員会ゴッタルディ賞)
平成10年 日本セラミックス協会優秀論文賞
平成13年 日本セラミックス協会学術賞
平成14年 日本化学会学術賞 等
専門
無機材料化学、ガラス・非晶質の科学、固体イオニクス
- Ref.No.101113-2
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- 講演:『マグネシウム合金の高温変形および動的再結晶に及ぼす固溶元素の影響』
大阪府立大学 大学院工学研究科 准教授(マテリアル工学分野)
瀧川 順庸 氏
- 講演日:平成22年11月13日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館
- 【講演要旨】
マグネシウム合金は実用構造用金属材料の中で最も軽く、比強度、比剛性、振動吸収性、放熱性、電磁波シールド性などにおいて優れた特性や機能性を有しているため、電子機器や輸送機器などの部品に使用されている。その中でも、携帯電話、ノートパソコン、デジタルカメラなどの軽量化が必要な機器の筐体などに使用される頻度が高くなっている。このようなマグネシウム合金の用途をさらに拡大するために、自動車のエンジン部材などより高温下で使用可能な合金開発が必要である。本講演では、マグネシウム合金の耐熱性向上のための一因子である、固溶元素がその高温変形挙動に及ぼす影響について解説する。また、高温での変形中に結晶粒が微細化する動的再結晶挙動についても、固溶元素の及ぼす影響について解析結果を示す。
- 【略歴】
瀧川 順庸
1993年3月 東京大学 工学部 材料工学科 卒業
1995年3月 東京大学 大学院工学系研究科 材料学専攻 修士課程修了
1998年3月 東京大学 大学院工学系研究科 材料学専攻 博士課程修了
1995年4月−1998年3月 日本学術振興会特別研究員DC1
1998年4月 財団法人ファインセラミックスセンター 研究員
2000年7月 財団法人ファインセラミックスセンター 副主任研究員
2004年4月 大阪府立大学 大学院工学研究科 助教授(マテリアル工学分野)
2007年4月 大阪府立大学 大学院工学研究科 准教授(マテリアル工学分野)
研究内容
金属およびセラミック材料の高温塑性に関する研究
ナノ・アモルファス金属材料の創製および機械的特性評価
軽金属材料の機械的特性に関する研究
生体用セラミックスに関する研究
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